といえば
アキバといえば、メイドカフェ……。
というのは、もう既に全国的なイメージとしてすっかり定着していると言っていいだろう。
メイドカフェの原型が生まれたのがアキバなら、現在のメイドカフェのイメージを作り上げた店もアキバ。これらの店は、いずれも現在まで営業を続けている。
この文化、つまり店員が「メイド」というキャラクターとして、その衣装を着こみ、接客をするという形式は、なぜアキバで生まれ、定着したのだろうか。
もともと、カフェ、軽食屋で接客をする女性店員に特定の衣装を着せることには、ある程度の需要があった。
なぜなら、かわいらしい衣装を見るために男性客が集まりやすく、また、せっかく飲食店で働くのなら自分を引き立てる衣装がいいとして、女性店員のモチベーションも上がる。
結果、見た目のいい女性店員が増えて、それが目当ての男性客も増える、という塩梅である。
だが、そのことだけで現在のアキバ式メイドカフェの存在を説明づけることは難しいだろう。
もっと入り組んだ、様々な要素が重なって、メイドカフェという「空間」が創りだされているような気がする。
ここでは、普段はめったに知る機会がないだろう、この文化の成立までの経緯をたどっていく事にする。
メイドの魅力や知名度は、ここ数年で随分と浸透したということがいえるのです。メイコレが今それだけ多くの人から利用されているのは、まさにその傾向を示しているのです。
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